2017年7月1日土曜日

公民館を守る市民のつどいに参加

 7月1日、「『さがみはらの宝・公民館』を守り・発展させる市民のつどい」に参加しました。
 元相模原教育委員会 社会教育主事・社会教育課長、助役を歴任された古川喜章さんがメインスピーチをおこないました。



 吉川さんは、住民たちの手で公民館が誕生したと、昭和24年に設置された大沢、上溝公民館から始まった相模原の公民館の歴史を語られました。
 そして、相模原の公民館でこれまで大切にしてきたものとして、「住民主体の原則」「地域主義の原則」「教育機関としての原則」「貸し館の無料公平自由の原則」という4つの原則が、「公民館活動の手引き」として文章になっており、相模原の公民館が何を大切にしてきたか、しているのかがわかると強調しました。
 さかんに言われている「受益者負担」について、行政論であり、教育という視点は一つも入っていないと痛烈に批判され、地方教育行政の組織及び運営に関する法律で、地方公共団体は、学校、図書館、博物館、公民館という教育機関をつくり、教育の事業をすると定めていると強調しました。
 そして最後に、今、地域づくりの中心は高齢者になってきている。高齢者は年金生活が多く、(市が言っている)一人にしたら75円というが、負担は大変。有料化は困ると結びました。
 その後リレートークとして、自治会やおやこ劇場などの利用団体、元公民館職員、市議会議員から発言があり、日本共産党市議団からは田所健太郎議員が発言しました。


 最後に主催者から、市が提案するとしている9月議会に向けての運動として、市内全域へのチラシ配布、②近くの市議会議員への働きかけ、③「STOP!公民館有料化」の署名活動強化、④活動資金備金への協力が呼びかけられました。