2017年11月2日木曜日

公設の地方卸売市場を

 私有地だった相模原綜合卸売市場の土地が譲渡され、市場は6月に閉鎖。
 現在、水産、食肉の2店舗だけが営業を続けています。





 私は卸売市場の在り方について、市議会3月定例会議と9月定例会会議の一般質問で取り上げ、市民に安全・安心の食を流通させる責任が自治体にあり、公設の地方卸売市場や市所有の卸売集積地の確保を求めましたが、市は、どちらもやる姿勢を示しませんでした。
 相模原商工会議所も10月、市長に対し「公設の地方総合卸売市場の設置の検討」を新たに加えた13項目の中小・小規模企業のさらなる経営支援や地域産業の振興を求める要望書を提出しています。
 72万人の政令市にふさわしい地域経済振興を図る上でも公設の地方卸売市場など卸売業が集積する場所をつくり、卸売店や小売店、飲食店が商売が続けられ、消費者が安心して買い物できる街にしていくことが求められます。
 相模原を大型店やコンビニ、チェーン店だけの街にいてよいのか!
 それが今、問われているのではないでしょうか。