2016年12月9日金曜日

市内文化財めぐり

 

 12月6日、文化財保護課長に案内してもらい、市内の主な文化財を松永議員と巡ってきました。最初に行ったのが、津久井湖城山公園内で行っている発掘調査です。戦国時代、城山は津久井城と呼ばれていた山城でした。江戸時代初頭に廃城となりましたが、城山には、当時の遺構や遺物が今も眠っています。私たちが訪れた時は、里山広場で発掘調査が行われていました。学芸員からの説明では、曲輪を一つひとつ調査をして当時の池の場所がわかり、発掘調査を進めるという大変根気のいる作業です。





 
                         

次に訪れたのは、大島の相模川自然の村公園にある古民家園でした。上鶴間にあった青柳寺内の庫裡を移築し、復原されたもので、維持が困難な茅葺屋根の保存状態が良い貴重な建物です。
 
 
 
次に訪れたのは、史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館です。場所が分かりづらいところでしたが、地元自治会の人たちがが分かりやすくしようと信号機に向原遺跡の名をつけてもらったり、見やすい看板を設置してあります。学習館では、2万年前の住居状遺構や出土した石器などについて模型・映像・パネルなどで解説し、旧石器時代について学べます。遺跡公園内には縄文時代の竪穴住居、古墳時代の小円墳とともに、国の史跡指定を受けた住居状遺構が復元されています。
 
 
 
 
最後に訪れたのは、磯部にある勝坂縄文遺跡と、幕末に建てられた中村家です。