2015年9月13日日曜日

環境経済委員会

 9月10日、環境経済委員会が開会され、委員会所管の産業会館など9公共施設の利用料及び廃棄物処理手数料の改定、補正予算について議論されたあと、決算特別委員会環境経済分科会で26年度決算が議論されました。
 所管する9施設のうち、産業会館の多目的ホール、国際商談室、懇談室だけ利用料金が下がります。これは、開設当初設備費に多額の費用がかかったために料金が高額となっていたとし、今回は部屋ごとでなく、会館全体のコスト計算したので、上記の部屋の仮料金(将来したい利用料金)が現行料金を下回ったことが値下げの理由となっています。
 しかし、銀河アリーナのアイススケート場、水泳プールの現行料金も仮料金を下回っていますが、ここでは値下げをしていません。その理由を問うと、他市の施設と比較して高くないので値下げしなかったと答えています。
 産業会館は他市との比較はしていません。産業政策を最重視しする市の政策判断があったのではないかとの問いに、「ない」と回答しましたが、市民の理解は到底得られません。
 また、廃棄物(ゴミ)の処理手数料の値上げ理由の一つに「ゴミの発生及び排出の抑制による減量化」を上げています。
 しかし今まで、公共施設利用料の値上げによる利用者数、稼働率は激減緩和措置(現行料金の1.3倍以下)をとるため影響ないと回答していましたので、この点を指摘するとまともに返答ができませんでした。
 9公共施設利用料値上げに反対したのは日本共産党と颯爽の会だけで、自民党、公明党、民主・市民クラブが賛成し採択されました。
 廃棄物処理手数料値上げに反対したのは日本共産党だけで、他の会派は賛成し採択されました。
 補正予算は緑地保全用地購入だけでしたので、日本共産党も賛成し、賛成総員で採択されました。