建設費600億円、市税180億円をかけたボーノ相模大野が、昨年3月にオープンしてから今年8月で1年半になります。
その簡にテナントで入った15店舗が閉店しました。
市当局は、来館者1千万人になり、平日でも2万人~3万人が来館していると自画自賛していますが、来館者=買物客ではありません。
ましてボーノ相模大野は商業施設だけではないので、なおさらイコールにはなりません。
市は、回遊性をもたせるために、伊勢丹からボーノに直接行けるデッキを平成29年度に完成させるとしています。
地域をまわると、高齢者世帯が増え、買い物や病院に行くにも行けない人が増えています。
今、市民が望んでいるのは、相模大野の再開発にさらに市税を使った“まちづくり”ではなく、子供や高齢者が安心して買物し、暮らしやすい“まちづくり”なのではないでしょうか。