2022年12月29日木曜日

エレベーター設置等でJR東日本に要請

 

相模原市の新磯日本共産党後援会が27日、JR東日本横浜支社を訪れ、JR相模線の相武台下駅へのエレベーター設置と駅舎改築を求める要請書を手渡し懇談しました。

同後援会の要請は2013年、2019年に次いで3度目となりました。JR相武台下駅の急な階段のバリアフリー化は地域住民にとって、切実な問題となっています。

参加者からは、「階段の上り下りができないので、海老名駅まで送迎してもらっている」「車いすの方が、階段を降りるのに困っていたので手助けした」など実情を訴えました。

それに対しJR側は、「相武台下駅は乗降客が3千人以下なので、従来通り対象にならない」と回答。

しかし、国交省がバリアフリー化を加速させるために、国と地方の補助率をともに現行の三分の一から二分の一に拡充し、鉄道事業者の負担をゼロにしたことを話すと、「そんな話は知らない。国からの指示もない」と予算化もされている国の施策を知らずにいました。

さらに国交省はバリアフリー化の整備目標に、エレベーター設置を1日の乗降客数を3千人以上から2千人以上に緩和して設置駅を大きく増やしていくこともJR側は知らないようでした。

JRは「行政の要望に沿っていきたい。国交省の話は初めて聞いた」と答えました。

駅舎については「シンボルの樹齢を設計し、好きだという訴えもある。見えづらいのは初めて聞いた」との回答でした。

参加した人からは「今までと全く変わらない」「JRが国の施策を知らないのには驚いた」「市からの働きかけも必要」と話しています。

当日は、畑野君枝前衆院議員、羽生田市議と山下が同行しました。